【SS】世界ガチレズ童話集

ラブライブ!サンシャイン!!, 微エロ

1: 名無しで叶える物語 2019/08/26(月) 21:21:30.27 ID:EWxIdXKH.net
『北風とガチレズと太陽』
ある日、北風と太陽が力比べをしようとしておりました。

北風「太陽くん。君と僕、どちらがすごいかそろそろ決めないかい?」

太陽「よしわかった北風くん。でも、僕と北風くんでどうやって勝負をしようか」

北風「う~ん……」

北風と太陽は、自分達がどんな勝負をしたらいいか分からず悩んでいました。
するとそこに、ガチレズが現れました。

梨子「話は聞かせてもらったわ」

太陽「ガチレズちゃん」

北風「ガチレズちゃんはいつも神出鬼没だなあ」

梨子「勝負する方法で悩んでいるんでしょう?」

太陽「そうなんだ。僕と北風くん、どっちがすごいかはどうやったら分かるかな」

北風「ガチレズちゃんが教えてくれるのかい?」

梨子「そうね。こんな勝負はどう?」

2: 名無しで叶える物語 2019/08/26(月) 21:24:27.55 ID:EWxIdXKH.net
ガチレズは、北風と太陽に勝負の方法を話します。

梨子「あそこを歩いている女の子がいるでしょう?」

千歌「てくてくなのだ」テクテク

太陽「いるね」

北風「コートを羽織っているね」

梨子「あの子の服をどうにかして脱がした方の勝ち。っていうのはどう?」

太陽「なるほど!」

北風「ガチレズちゃんの考えることは相変わらず気持ちが悪いなあ」

梨子「ふふふ♡」

5: 名無しで叶える物語 2019/08/26(月) 21:29:26.22 ID:EWxIdXKH.net
北風と太陽は、ガチレズの考えた方法で勝負を始めました。

北風「よし。まずは僕からいくぞ。ビューッ。ビューッ」

北風は勢いよく風を吹かせました。

千歌「わわっ。きゅーに風が強くなったのだ」

北風「コートなんて吹き飛ばしてやる。ビューッ。ビューッ」

梨子「女の子にビュービューって……ふふふっ♡」

太陽「ガチレズちゃんは気持ちが悪いなあ」

北風「そろそろ吹き飛ぶぞ。ビューッ。ビューッ」

しかし女の子のコートは吹き飛びません。

千歌「うう、さっみーのだ。もっと着込むのだ」

女の子は、コートのボタンを一番上まで閉めて、フードを被りました。

梨子「あら可愛い♡」

8: 名無しで叶える物語 2019/08/26(月) 21:34:58.79 ID:EWxIdXKH.net
結局、北風は女の子の服を吹き飛ばすことはできませんでした。

北風「う~ん。難しいなあ」

太陽「北風くん。そんな無理矢理にやっちやぁだめだよ」

梨子「そうね。ムリヤリはよくないわ」

北風「いい考えだと思ったんだけどなあ」

太陽「それじゃあ次は僕の番だね」

梨子「しっかり脱がしてちょうだいね♡」

北風「太陽くん。どうやって服を脱がすつもりなんだい?」

太陽「任せておくれよ。僕に考えがあるんだ」

10: 名無しで叶える物語 2019/08/26(月) 21:39:59.16 ID:EWxIdXKH.net
太陽「そうれ。ポカポカ。ポカポカ」

太陽は女の子を日差しで照らしました。

千歌「わわっ! 今度はきゅーに暑くなってきたのだ!」

太陽「暑くなれば我慢できなくなるはずさ。ポカポカ。ポカポカ」

梨子「ナニを我慢できなくなるのかしら♡」

北風「服を着ているのをに決まっているだろう。ガチレズちゃんはバカだなあ」

太陽「そろそろのはずだ。ポカポカ。ポカポカ」

しかし、女の子は服を脱ごうとしません。

千歌「うう。日差しがキチーのだ。あちーのだ。服を脱いでしまいたいけど……」

千歌「日に焼けるとダイヤさんがうるせーのだ。日に焼けないように服を脱ぐのは我慢するのだ」

結局、女の子は服を脱ぐことはありませんでした

11: 名無しで叶える物語 2019/08/26(月) 21:46:19.86 ID:EWxIdXKH.net
北風と太陽は、どちらも女の子の服を脱がすことはできませんでした。

太陽「う~ん。僕も無理だったよ」

北風「太陽くんにも無理だったか」

梨子「まったく。2人ともオンナノコの気持ちが分かってないわね」

北風「ガチレズちゃんはずいぶんと偉そうな口をきくなあ」

梨子「今から私が手本を見せてあげるわ」

太陽「別に頼んじゃいないんだけどなあ」

ガチレズは北風と太陽に女の子の服を脱がせる手本を見せることにしました

梨子「ねえ。そこのアナタ。私とイイコトしない?」

ガチレズは、女の子のお尻を優しく撫でながら言いました。

千歌「いやああああああ!!!! こっちくんななのだああああ!!!」

女の子はガチレズを怖がって一目散に逃げてしまいました。

梨子「あら?」

12: 名無しで叶える物語 2019/08/26(月) 21:52:09.17 ID:EWxIdXKH.net
ガチレズは北風と太陽のところに戻りました。

太陽「結局ガチレズちゃんにも無理だったじゃないか」

北風「大口たたいたクセになんなんだよお前は」

梨子「こんなはずじゃ……あら?」

太陽「どうしたんだい?」

梨子「女の子の逃げていった後、見てみて?」

北風と太陽とガチレズは誰がどこで何をしているかを、どこに居ても見ることができます。

北風「さっきの女の子、もうすぐお家に着くみたいだね」

太陽「なにか喋っているね」

千歌「うう。変なレズに絡まれて嫌な汗かいちゃったのだ。すぐに服を脱いでシャワーしたいのだ」

梨子「これは……」

太陽「これは?」

梨子「私のしたことで服を脱ぐことになるんだし、私の勝ちに……」

北風と太陽「ならねえよ」

めでたしめでたし

13: 名無しで叶える物語 2019/08/26(月) 21:52:45.86 ID:EWxIdXKH.net
『ガチレズ頭巾ちゃん』

16: 名無しで叶える物語 2019/08/26(月) 22:03:53.20 ID:YZq/HzzB.net
あるところにガチレズ頭巾ちゃんという、可愛いガチレズの女の子がおりました。

梨子「頭巾っていいわよね。人目から隠れてキスとかできるし」

ある日、ガチレズ頭巾ちゃんは森に住んでいるお婆さんのお見舞いに行くことにしました。

梨子「おばあちゃんは元気にしているかな。おばあちゃんの胸は触り心地が良くて好きなのよね」

ガチレズ頭巾ちゃんはお婆さんへのお土産に美味しい食べ物と、手頃な電マを持って出かけました。

梨子「おばあちゃん、喜んでくれるかな?」

そんなガチレズ頭巾ちゃんを物陰から狼は見ていました。

善子「くくく、美味しそうな食べ物が沢山ね。なんとしてもいただきたいわ」

17: 名無しで叶える物語 2019/08/26(月) 22:07:59.77 ID:hr55ATQj.net
狼はガチレズ頭巾ちゃんから食べ物を奪う方法を考えました。

善子「あれ、おばあちゃんへのお土産とか言ってたわよね」

善子「そうだわ。おばあちゃんのお家に先回りして、おばあちゃんのフリをすれば食べ物が貰えるじゃない!」

善子「くくく、我ながらなんてあくどいことが思いつくのかしら。そうと決まれば早速おばあちゃんのお家に行くわよ!」

狼はお婆さんの家に向かいました。

18: 名無しで叶える物語 2019/08/26(月) 22:15:50.73 ID:hr55ATQj.net
梨子「ごめんくださーい。おばあちゃん、元気?」

ガチレズ頭巾ちゃんがお婆さんの家に着くと、ベッドの上にはお婆さんに変装した狼がいました。

善子「ええ。元気よ」

善子(くくく、正直に話したらおばあちゃんは服を貸してくれたし、その辺に隠れてくれたわ)

梨子「私、おばあちゃんにお土産持ってきたの」

善子「ありがとうガチレズ頭巾ちゃん」

梨子「あら?」

ガチレズ頭巾ちゃんには狼が変装したおばあちゃんに、いくつか気になることがありました。

梨子「ねえおばあちゃん」

善子「どうしたの?」

梨子「おばあちゃんの目は、どうしてそんなに大きいの?」

善子「それはね、貴女のことをしっかり見るためよ」

21: 名無しで叶える物語 2019/08/26(月) 22:28:56.35 ID:EWxIdXKH.net
梨子「じゃあ、どうしておばあちゃんの肌はそんなに白いの?」

善子「それはね、あまりお外に出ていないからよ」

梨子「じゃあ、どうしておばあちゃんの鼻筋はそんなにくっきりしているの?」

ガチレズ頭巾ちゃんは狼の鼻筋を指でなぞりながら聞きました。

善子「それは、貴女のいい匂いを嗅ぐためよ」

梨子「じゃあ、どうしておばあちゃんの手はこんなにスベスベなの?」

ガチレズ頭巾ちゃんは、狼の手を撫で回しながら聞きました。

善子「それは、貴女のちいさな頭を撫でるためよ」

梨子「じゃあ、どうしておばあちゃんの唇はそんなにプルプルなの?」

ガチレズ頭巾ちゃんは、狼の唇を指で弾きながら聞きました。

善子「それは、貴女の素敵な名前を呼ぶためよ」

22: 名無しで叶える物語 2019/08/26(月) 22:29:23.68 ID:EWxIdXKH.net
梨子「じゃあ、どうしておばあちゃんの太ももはこんなに柔らかいの?」

ガチレズ頭巾ちゃんは、狼の太ももを揉みながら聞きました。

善子「それは、貴女に膝枕をしてあげるためよ」

梨子「じゃあ、どうしておばあちゃんの乳首はこんなにビンビンなの?」

ガチレズ頭巾ちゃんは、何もせずに聞きました。

善子「それは……」

梨子「じゃあ、どうしておばあちゃんはそんなに期待に目を潤ませて私を見るの?」

善子「その……」

狼は、ガチレズ頭巾ちゃんに食べられてしまいました。

めでたしめでたし

34: 名無しで叶える物語 2019/08/27(火) 11:29:25.28 ID:ppmoCSkp.net
『がちれず山』

35: 名無しで叶える物語 2019/08/27(火) 11:30:27.74 ID:ppmoCSkp.net
おばあさんは、大変困っておりました。

ダイヤ「困りましたわ。いたずらタヌキときたら、私にいたずらばかりするのですから」

ダイヤ「私のプリンを盗んだり、アイスを食べたり、どうすればよいのでしょうか」

梨子「話は聞かせてもらったわ」

困ったおばあさんの元に、ガチレズが現れました。

ダイヤ「ガチレズさん。貴女はいつも神出鬼没ですね」

梨子「タヌキちゃんのいたずらに困っているんでしょう? 私がタヌキちゃんを改心させてみせるわ」

ダイヤ「本当ですか? ああ、なんとお礼を申し上げたらよいか」

梨子「大丈夫よ。おばあさんには日頃から“お世話♡”になってるし」

ダイヤ「い、いけませんわ……!」
──────
────

梨子「じゃあおばあさん、行ってきます」

報酬を受け取ったガチレズは、いたずらタヌキを改心させに行きました。

37: 名無しで叶える物語 2019/08/27(火) 11:39:16.58 ID:ppmoCSkp.net
いたずらタヌキを見つけたガチレズは、早速声をかけました。

梨子「ねえねえタヌキちゃん」

ルビィ「あ、どうしたのガチレズちゃん」

梨子「とっても美味しいプリンを出すお店を見つけたんだけど、一緒にいかない?」

ルビィ「行く!」

いたずらタヌキとガチレズは、プリンのお店へ向かいました。

38: 名無しで叶える物語 2019/08/27(火) 11:41:47.27 ID:ppmoCSkp.net
プリンのお店への山道を、2人はゆっくり歩きます。

ルビィ「まだかなー」

梨子「そうね」

ガチレズは、いたずらタヌキのお尻を触りながら答えました。

ルビィ「ひっ!」

梨子「どうしたの?」

ルビィ「なんで、お尻をさわさわしてくるの?」

梨子「それはね、この山がさわさわ山だからよ。さわさわ虫がひっついてるの」

ルビィ「なあんだ。そっかあ」

納得したいたずらタヌキは、また前を見て歩き始めました。

39: 名無しで叶える物語 2019/08/27(火) 11:45:36.19 ID:ppmoCSkp.net
プリンのお店への山道を、2人はゆっくり歩きます。

ルビィ「遠いねー」

梨子「そうね」

ガチレズは、いたずらタヌキのあそこを弄りながら答えました。

ルビィ「ひっ!」

梨子「どうしたの?」

ルビィ「なんで、おまたをくちゅくちゅしてくるの?」

梨子「それはね、ここがくちゅくちゅ山だからよ。くちゅくちゅ虫が遊んでいるの」

ルビィ「なあんだ。そっかあ」

納得したいたずらタヌキは、また前を見て歩き始めました。

40: 名無しで叶える物語 2019/08/27(火) 11:49:14.86 ID:ppmoCSkp.net
プリンのお店への山道を、2人はゆっくり歩きます。

ルビィ「遠いねー」

梨子「そうね」

ガチレズは、いたずらタヌキを抱きしめ、胸を揉みしだきながら答えました。

ルビィ「ひっ!」

梨子「どうしたの?」

ルビィ「なんで、ガチレズみたいなことしてくるの?」

梨子「それはね、ここがガチレズ山だからよ。それはもう仕方のないことなの」

ルビィ「なあんだ。そっかあ」

納得したいたずらタヌキは、また前を見て歩き始めました。

41: 名無しで叶える物語 2019/08/27(火) 11:53:57.46 ID:ppmoCSkp.net
抱きしめながら胸をもみしだき続けてくるガチレズに、いたずらタヌキは聞きました。

ルビィ「ねえ。どうしてガチレズ山を降りてもガチレズみたいなことをしてくるの?」

梨子「それはね、ここら一帯がガチレズ地方だからよ」

ルビィ「なあんだ。そっかあ」

その後も、いたずらタヌキの質問は続きました。

梨子「それはね、ここはガチレズ国だからよ」

ルビィ「なあんだ。そっかあ」

その後も

梨子「ガチレズ海だからよ」

ルビィ「なあんだ。そっかあ」

その後も

梨子「地球と書いてガチレズと読むからよ」

ルビィ「なあんだ。そっかあ」

こうして、いたずらタヌキはすっかり改心し、ガチレズタヌキになりました。

めでたしめでたし

47: 名無しで叶える物語 2019/08/27(火) 15:14:10.65 ID:b4NFuChs.net
『さるかに合戦』

48: 名無しで叶える物語 2019/08/27(火) 15:14:51.56 ID:b4NFuChs.net
あるところに、カニの子供たちがおりました。
カニの子供たちは、お母さんに渋柿をぶつけてケガをさせたサルに仕返しをしたいと考えました。
かわいそうに思った仲間たちは、その仕返しに協力してあげることにしました。
協力してくれたのは、クリと、ハチと、馬の糞と、臼と、ガチレズでした。
そして、作戦決行の日がやってきて、仲間たちはそれぞれサルの家に隠れました。
寒い日、サルが震えながら家に帰ってきました。
暖をとろうと囲炉裏に手をかざすと、その中からクリが弾けてサルにぶつかりました。
サルがその傷を冷やそうと水瓶のところに行くと、ハチが飛び出てサルの顔をさしました。
サルがおびえて家を出ると、馬の糞に足を滑らせて転びました。
転んだサルのところへ臼が屋根から落ちてきて、サルを踏み潰しました。
ガチレズは、サルがオスだったので、特に何もしませんでした。
こうして見事カニの子供たちはサルに仕返しをしたのでした。

めでたしめでたし

59: 名無しで叶える物語 2019/08/31(土) 11:05:16.59 ID:bIlBd4pz.net
『からみにくいノンケの子』

60: 名無しで叶える物語 2019/08/31(土) 11:05:46.37 ID:bIlBd4pz.net
あるところに、ノンケの群れがおりました。
そのノンケの群れの中で、1人の女の子はいつも仲間はずれにされていました。

千歌「その、あんまりじろじろ見ないでほしいのだ……」

梨子「どうして? なんでそんなひどいことを言うの?」

千歌「いや、今シャワー中で、恥ずかしいから……」

梨子「私はただ、女の子がシャワーを浴びているところを見たいだけなのに……」

千歌「この子、からみにくいのだ……」

61: 名無しで叶える物語 2019/08/31(土) 11:07:07.17 ID:bIlBd4pz.net
その女の子は、ノンケの群れの中で馴染めずにいました。
群れの女の子と自分との間を違和感を感じながらも、女の子は懸命に過ごしました。

ある日、女の子はノンケの群れのリーダーに呼び出されました。

ダイヤ「貴女の振る舞いには皆さん迷惑しております。これ以上はこの群れの中には置いておけませんわ」

梨子「そんな。私の何がいけないの?」

ダイヤ「それは……」

梨子「女の子のシャワーを覗くこと? 死角からさりげなくソフトタッチすること? 手を繋いだらしばらく離さないこと? それとも……」

ダイヤ「それら全てです」

女の子は、ノンケの群れを離れました。

62: 名無しで叶える物語 2019/08/31(土) 11:07:29.05 ID:bIlBd4pz.net
梨子「私はノンケの子じゃないのかしら。ノンケたちの中では馴染めないわ」

いろいろな場所を渡り歩いたある日、女の子はふと鏡を見ました。

梨子「これって……」

そこにうつっていたのは、自分の思っていた姿とは違いました。

梨子「ガチレズみたいな長い髪、ガチレズみたいな腰つき、ガチレズみたいな微笑み。私は……」

そう。女の子はノンケではなく、ガチレズだったのです。

梨子「なんだ。私はガチレズだったのね」

自分がガチレズであることに気付いた女の子は、そのことをカミングアウトし、運命の人を探すのでした。

めでたしめでたし

63: 名無しで叶える物語 2019/08/31(土) 11:09:41.76 ID:bIlBd4pz.net
※おことわり
現在では、異性愛者のことはノンケではなくヘテロと呼ぶのが一般的です。
しかし、このお話が書かれた時代および文化を尊重するため、原文のままノンケと表記しております。
(編集部より)

66: 名無しで叶える物語 2019/08/31(土) 12:56:53.45 ID:NvAUPXds.net
『裸の女王様』

67: 名無しで叶える物語 2019/08/31(土) 12:57:30.90 ID:NvAUPXds.net
あるところに、1人の女王様が治める国がありました。
女王様は賢く、美しく、気品溢れる人でしたが、ガチレズなのではないかという噂がたっておりました。
その噂を憂いた国の大臣は、女王様お抱えの仕立屋に、噂を確かめるよう頼みました。

曜「女王様は本当にガチレズなのかな……」

梨子「どうしたの仕立屋さん。今日は新しいドレスを用意してくれたんでしょう?」

曜「はい。こ、こちらであります」

仕立屋はカバンに手を入れると、何も取らずに手を出し、服を持つ真似をしました。

梨子「これは?」

曜「これは、ガチレズには見えない服であります」

女王様が本当にガチレズならば、狼狽えてしまうはず。仕立屋はそう考えたのです。

68: 名無しで叶える物語 2019/08/31(土) 12:57:53.84 ID:NvAUPXds.net
しかし女王様は、

梨子「そう。素敵なドレスね。ありがとう」

そう言って着ていた服を脱ぎ、仕立屋からドレスを受け取り着る真似をしました。

曜「女王様?」

女王様は仕立屋の前でくるりと回ってみせました。

梨子「どう? 似合っているかしら?」

仕立屋はひどく狼狽えながら

曜「とても似合っております」

と答えました。

梨子「さあ。新しいドレスを作ってもらったのだから、国民にお披露目に行きましょう」

女王様は服を何も着ないまま、部下たちの制止も聞かずに城下町に歩いて行きました。

69: 名無しで叶える物語 2019/08/31(土) 12:58:17.43 ID:NvAUPXds.net
女王様は城下町を歩き、1人の女の子を見つけると声をかけました。

梨子「こんにちは。どう? 新しいドレスなんだけど」

千歌「じ、女王様!?」

女の子はひどく驚きました。女王様が服を着ていないのですから。

千歌「女王様、どうされたのですか?」

梨子「裸に見える?」

千歌「はい……」

女王様は女の子の返事を聞くと

梨子「そう。貴女もガチレズなのね」

妖しく笑いながらそう言いました。

女王様はこれを何度も繰り返し、同じ反応をした女の子を次々とお世話係として召し抱えました。
そうして好みの女の子を身の回りに置いた女王様は、いつまでも幸せに暮らしました。

めでたしめでたし

70: 名無しで叶える物語 2019/08/31(土) 12:58:33.05 ID:NvAUPXds.net
『一休さん』

71: 名無しで叶える物語 2019/08/31(土) 13:01:46.99 ID:NvAUPXds.net
あるところに一休さんという、とんちの得意なガチレズのお坊さんがおりました。

ある日一休さんが仲良しのお侍さんと一緒にお城に呼ばれて向かっていると、お城の前の橋に立て札がかかっておりました。

梨子「あら、立て札」

梨子「えーっと、このはし渡るべかレズ?」

千歌「べからず、だよ」

梨子「ああ、ついうっかり」

この後一休さんは橋の端ではなく
真ん中を渡り、無事にお城に辿り着きました。

めでたしめでたし

90: 名無しで叶える物語 2019/09/04(水) 02:55:46.72 ID:v8UdwdOb.net
『雨ニモガチレズ』

91: 名無しで叶える物語 2019/09/04(水) 02:57:12.85 ID:v8UdwdOb.net
雨ニモガチレズ

風ニモガチレズ

雪ニモ夏ノ暑サニモガチレズ

豊満ナカラダヲ揉ミ

慾ブカク

決シテガチレズ

イツモアヤシクワラッテヰル

92: 名無しで叶える物語 2019/09/04(水) 02:57:46.23 ID:v8UdwdOb.net
一日二玄米四合ト

女子ト少シノ野菜ヲタベ

アラユルコトヲ

ジブンヲカンジョウニ入レズニ

ヨクミキキシワカリ

ソシテガチレズ

93: 名無しで叶える物語 2019/09/04(水) 02:58:26.27 ID:v8UdwdOb.net
野原ノ松ノ林ノ影ノ

チイサナ萓ブキノ小屋ニヰテ

東ニ病気ノレズアレバ

行ッテ看病シテヤリ

西ニドツカレタレズアレバ

行ッテソノキズアトヲ舐メ

南ニ泣キサウナレズアレバ

行ッテレズハ恥ズカシクナイトイヒ

北ニケンクヮノレズアレバ

ニヤニヤシテ眺メ見守リ

94: 名無しで叶える物語 2019/09/04(水) 02:58:42.84 ID:v8UdwdOb.net
ヒトリノトキハナミダヲナガシ

フタリノナツハコソコソアルキ

ミンナニガチレズトヨバレ

ホモヨリレズセスル

クンニモサレズ

サウイフレズニ

ワタシハナリタイ

95: 名無しで叶える物語 2019/09/04(水) 03:09:41.40 ID:v8UdwdOb.net
『解説』

96: 名無しで叶える物語 2019/09/04(水) 03:10:19.99 ID:v8UdwdOb.net
「性対象の自己認識と、その解放」
これこそがリコッピ童話の大きなテーマであると私は考えます。

自らもレズビアンであった作者は、性的マイノリティに対する偏見を無くすことを目的にリコッピ童話を創作したと言われています。

97: 名無しで叶える物語 2019/09/04(水) 03:11:26.92 ID:v8UdwdOb.net
また彼女の作品の多くは、実体験を元に創られていると言われています。

中でも『からみにくいノンケの子』は、彼女が自身がレズビアンであることを自覚するまでの世間とのズレに悩んでいた経験を下敷きにした作品です。

性的マイノリティへの理解の低い時代に生まれ、レズビアンという言葉すら知らなかった幼い日の彼女には、自身の衝動の由来すら分かっていなかったことでしょう。

時代が進み、彼女自身の世界が広がることによってレズビアンを自覚できた彼女はその時

「真の自由とは枠組みからこそ生まれる」

という言葉を遺しています。

98: 名無しで叶える物語 2019/09/04(水) 03:11:59.61 ID:v8UdwdOb.net
レズビアンの自覚を得た彼女はとても逞しく育ちました。

『裸の女王様』はレズビアンという言葉が一般化されたことによりイジメにあった彼女の経験から創られました。

「『触らないで。レズが伝染するでしょう?』の言葉を逆手にとって、クラス全員をレズにしてやったわ」

と、晩年のインタビューで誇らしげに語る彼女の姿は非常に印象に残っています。

99: 名無しで叶える物語 2019/09/04(水) 03:12:34.65 ID:v8UdwdOb.net
強いレズビアンへ成長した彼女は次第に作風を変えていきます。

『ガチレズ頭巾ちゃん』に代表される後期リコッピ童話では、女の子が女の子をそのまま襲う話が散見されます。

これらは、生涯のパートナーを見つけた作者の、昨晩のプレイをそのまま描いた話である。
というのはあまりに有名な話です。

また、遺作である『雨ニモガチレズ』はパートナーとの最期のピロートークをパートナーが文字に起こしたモノであり、パートナーが創作活動に寄与した恩恵は計り知れないモノがあります。

100: 名無しで叶える物語 2019/09/04(水) 03:15:03.39 ID:v8UdwdOb.net
性的マイノリティに勇気を与える志を持ちながらも、その作品の殆どは死後数十年経ってから評価された作者は、まさに生まれる時代を間違えた童話作家と言えるでしょう。

101: 名無しで叶える物語 2019/09/04(水) 03:15:19.40 ID:v8UdwdOb.net
おしまい

引用元:http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1566822090/

間違いなく天才のそれ。
とても面白いのでもっと書いてほしいです。
※2019/9/4追記
完結したものと思い込みまとめてしまいましたが、まだ途中だったようです。
作者様に不快な思いをさせてしまったかもしれません。
申し訳ありませんでした。